程度の差はあるにしても、年齢が上がれば耳が遠くなります。これは仕方がない部分もあるのですが、適切な対策を採っておくことによって予防することができます。
生活習慣によっても、老人性難聴は予防することができるのです。したがって、補聴器がなくては話ができない方もいれば、若いときと大きく変わらない人もいます。
老人性の場合には、高音域から聞き取りづらくなっていきます。したがって、低い音であれば比較的聞き取りやすい状態が続きます。また、初期のうちには音は聞き取れるものの、耳鳴りだけを感じることがあります。また、言葉を聞き分ける能力が低下するのも特徴です。
症状は左右両側に起こり、大きな差がないことが一般的です。つまり、両方の耳で同程度に進行していくことになります。
老人性難聴の原因
原因はいくつかあります。内耳蝸牛の感覚細胞が障害を受けることや、血管の問題、内耳の中での音の伝達が悪くなること、脳へと音を伝える神経の問題といったものがあります。
これらの要素が時には複数関与して、耳が遠くなる原因になっています。
検査の方法
診断を行う場合には、純音聴力検査で125ヘルツから8000ヘルツまでの周波数を使って調べることになります。難聴の中でも老人性の場合には、高い周波数が聞き取りづらいことが特徴です。
このほかに、言葉を聞き取る力を調べるために、語音明瞭度検査というものを行います。これは、音を聞いて正しく理解できているかどうかを調べるものです。
老人性難聴の治療
原則として、病院では治療を行いません。加齢による生理的変化とみなされることが多いためです。そのため、補聴器を使うことを進められるのが一般的です。
しかしながら、補聴器は使うのが面倒なうえ、決して安いとは言えません。その意味では、聴力を回復することが望ましいと言えるでしょう。
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